株式投資について学ぶため、NISAを始めてみようとは思ったものの
何を始めればいいのか分からずにそのまま...という経験はありませんか?
NISA口座を開くために、まず何から始めたらいいのか、
初心者でもできるのか、など
投資未経験だと不安なことがたくさん。
今回の記事では、投資の「超」初心者の筆者が
NISA口座を開設し、資産運用を始めるまでを体験談としてまとめました。
NISAのことを調べてみたけど難しそうだし、よく分からない...
そんな悩みがあってNISAを始めようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
【体験談】NISA口座を開設してみた

この章では、投資初心者の筆者が
実際にNISA口座を開設した際のポイントを紹介していきます。
NISA口座の開設は初心者でもできる?
専門用語などをネットで調べながらでしたが、投資初心者の筆者でもすぐにできました。
NISA口座を開設するためには、まず任意の証券会社で証券口座を開設する必要がありますが、
こちらも調べながら1人で口座開設までできました。
NISAは投資初心者に向けた制度でもあるので、NISA口座を開設する証券会社のホームページには図解のチュートリアルがたくさん準備されていると思います。
また、分からないことがあったとしても、ネットで検索すると大体の解決策は見つかります。
ちなみに、筆者がNISA口座を開く際に利用した証券会社はSBI証券。
売買手数料が無料、分からないことがあっても調べやすいなど、初心者におすすめです。

まずは何をしたらいい?
NISA口座を開くためにはまずは任意の証券会社で証券口座を開設する必要があります。
筆者はSBI証券を利用し、以下のような流れでNISA口座を開設しました。
SBI証券のホームページから証券総合口座開設の申請
- 入力フォームで必要情報を入力
- 必要書類のWEBアップロード
↓
提出書類審査のため待機
↓
口座開設完了
SBIでの証券口座開設が完了したら、同じようにNISA口座開設の申請を行います。
SBI証券のホームページからNISA口座開設の申請
- 入力フォームで必要情報を入力
- 必要書類のWEBアップロード
↓
提出書類審査のため待機
↓
書類確認完了通知の受取
(NISA仮口座開設・NISA取引可能)
↓
税務署審査
↓
本開設完了
郵送での開設手続きも可能ですが、WEBでの手続きが断然おすすめです!
まずはポチッとワンクリックでSBI証券のサイトへ飛びます。
ページの「口座開設に進む」ボタンをクリックすると、
SBI証券証券口座を開く手続きを始めることができます
また、わずらわしい電話でのやりとりも発生しませんでした。
必要情報はフォームで入力し、送信する形です。
身分証等の必要書類提出もスマホで免許証写真を撮影し、WEBアップロードでとても簡単でした。
口座開設のための費用はかかるの?
費用はかかりません。
SBI証券の口座開設も、NISAの口座開設も無料でできました。
また、窓口へ行く必要がなく、セルフでオンラインで申請を行うため
事務手数料など人件費に係る費用もかかりません。
NISA初心者におすすめのSBI証券

筆者がNISA口座を開くために選んだ証券会社はSBI証券です。
SBI証券を選んだ1番の理由としては、「NISA 証券会社 おすすめ」でネット検索した際に、
MINKABUといったNISA口座を比較した多くのページで
SBI証券がおすすめ第1位として紹介されていたからです。
また、色々な比較サイトやネットでの口コミを見た上でSBI証券を選びました。
SBI証券のおすすめポイント
比較サイトやネットでの口コミでおすすめされるポイントをまとめると以下の通り
- 口座開設数が600万を突破という実績がある
- NISA口座開設者数は180万超で、主要ネット証券ではNo.1
- NISA口座での取引手数料(国内株(売・買)、および海外ETF(買))が無料
- 投資できる商品が多い
- 外国株式の取扱国数が多い

実際にSBI証券で資産運用してみた感想
投資初心者の筆者がSBI証券を選んで一番良かったと思った点は
不明点などを「調べやすい」という点にあります。
SBI証券の公式ホームページにおいて、
操作方法に関するQ&Aが充実しているということがもちろんあります。
しかし、それだけではなく、業界No.1ということもあり
SBI証券でのNISAに関するネット記事が数多く存在するため、
分からないことがあっても調べやすかったということがとても助かりました。
分からないことがあれば「NISA SBI証券 ◯◯」といった具合に
とりあえず検索すれば何かしら出てきます。
(ただし、SBI証券公式以外の記事の信憑性については注意が必要な場合もあります)
また、これはどの証券口座でNISAを開いた場合にも言えることですが、
ポートフォリオ(自分が所有している株式の資産などを把握するためのもの)を見る際、
買い付けたファンドの評価額が上がり、NISA口座のお金がどんどん増えていく喜びを現在進行形で体験しています。
(もちろん、損益がマイナスだと評価額が下がる可能性もあります)
上記を踏まえた上で、NISAでの資産運用に興味を持っていただけたなら、
次の章でNISAに関する基礎知識をおさらいしてみましょう。
そもそもNISAとは?

金融庁のサイトによるとNISAは以下のように説明されています。
NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。
金融庁
通常の投資であれば、配当金・分配金が課税対象となりますが
NISAでは、決められた金額の枠内での投資であれば非課税になります。
少額で投資を始める投資初心者を応援するような「制度」になっているというところがポイント。
実際にNISA口座を初めてみて、筆者が感じたことは、
「NISAはこれから投資を始める人にやさしい仕組みになっている」
ということ。
NISAという制度を利用し、資産運用に慣れていくことで
マネーリテラシーを身につけるきっかけにもなると感じました。
こんな人におすすめ
NISAでの資産運用は、以下のような人におすすめです。
- 株式投資に興味がある
- 投資の勉強をしたい
- マネーリテラシーを身につけたい
- 投資には興味があるけど、一歩が踏み出せない
- まずは小さな金額から投資を始めてみたい
NISAの特徴
NISAは、制度などが通常の投資とは違ういくつか特徴があります。
- 証券口座をまず開設してから、NISA口座を開設する流れになる
- 非課税制度が適応され、税に関して優遇措置がある(以下参照)
- なるべく投資初心者が損をしないようなラインナップからファンドを選ぶよう安全策が敷かれている
制度や特徴に関して、初心者がとりあえず知っておくべきことは以下の通り
対象者 | 日本に住んでいるの20歳以上の方(※1) |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税期間 | 最長5年間(※2) |
非課税投資枠 | 年間120万円が上限 (非課税投資枠は最大600万円) |
非課税対象 | 株式・投資信託等の配当・譲渡益等 (年間120万円の範囲内で購入した金融商品から得た利益) |
投資可能期間 | 2014年から2023年 |
※1 2023年1月1日以後は18歳以上から対象
※2 ロールオーバーという方法で非課税期間終了後に新たな非課税投資枠へ移すことが可能。
上記の制度とは別にNISAには他にも種類があります。
NISAの種類に関しては次の章で紹介します。
NISAの種類
NISAは前の章で説明した一般的なNISA含め
ライフスタイルや投資の方法に合わせた3種類の制度があります。
- NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
NISA口座を解説した際、制度上「つみたてNISA」と「NISA」のどちらかを選ぶ必要があります。
つみたてNISAは、毎月決まった額を「積み立て貯金」のようにNISA口座に引き落とし運用にまわしてくれる制度です。
また、未成年(0~19歳)の将来に向けた資産形成には「ジュニアNISA」があります。
ちなみに筆者がNISA口座を開き、投資を開始したのは、つみたてNISAの方です。
しばらく放置しておいても自動的に毎月決まった金額を投資に回してくれるのでオススメです。
つみたてNISA、ジュニアNISAの概要は金融庁ホームページ他、
各証券会社のホームページでもわかりやすく説明されているので
実際にNISA口座を開き、投資方法を選ぶ際に参考にしてみるよ良いでしょう。

まとめ:NISA口座で資産運用をしてみてわかったこと
NISAや投資について学べるコンテンツはネット上にたくさん溢れていますが、
やはり1番の学びの方法は、実際に自分でNISA口座を開設し、資産運用をしてみるということ。
NISA口座を開設する前にNISAと投資に関しては色々と調べてみたものの
なんとなくぼんやりとしか理解できていませんでした。
ですが、実際にNISA口座を開設してみて、自分で投資銘柄を選んだりすることで
株式の仕組みや、投資をするということの意味がやっと理解できました。
また、経済や時事ニュースに興味を持ち始めるという大きな変化もありました。
社会で大きな出来事があると、株価も変動することがあるためです。
逆に株価に大きな変動がなければ、
テレビで取り上げられているニュースは大したことではない場合もある、
ということもわかりました。
「株」という別の視点から、世の中の動きを見ることができるようになれたのかもしれません。
まだまだ投資に関しては、無知な点も多いですが、
もっとマネーリテラシーを向上させたいと思っています。
最後に、これからNISAを始めようという方におすすめの書籍を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!