筆者の日記

【経験談】Web業界へ転職してわかった5つのこと

2022-02-20

タイトル用画像

※本ページはプロモーションが含まれています

みなさんは、Web業界のお仕事と聞いて何を思い浮かべますか?

「おしゃれ」
「自由」
「スマート」

そんなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

かくいう筆者も、Web制作のお勉強を始める前までは、Web業界に対してキラキラとしたイメージを抱いていた1人です。

筆者について

このブログの管理人・そねと申します。
30代で未経験からWeb業界に転職しました。
今では本業も副業もWeb系のお仕事をしています。

今回の記事では、未経験からWeb業界へ転職した筆者の経験談をもとに、Web業界へ転職したい人が気をつけるべきことをまとめています。

この記事はこんな人におすすめ

  • Web制作の勉強を始めたい。
  • Web業界への転職に興味がある。
  • Web業界に興味があるが、未経験で不安。

未経験からWeb業界へ転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください!

※あくまで、筆者の経験談をもとにした記事となるため、Web業界全ての情報を網羅しているわけではありません。

Web業界のお仕事にも色々ある

Photo by Christin Hume on Unsplash

Web業界のお仕事と聞いてまず思い浮かぶ職業は何でしょうか?

Web業界の主な職業

  • Webデザイナー
  • Webクリエイター
  • Webプログラマー
  • Webライター

「Web業界 職種」「Web 仕事」とGoogle検索をすると、Web業界でも有名な職種が検索結果に上がってきます。

その中でも特に目立つのはWebデザイナーではないでしょうか?

Webデザイナーだけではない

オンラインスクールでも「Webデザイナーコース」という科目があるくらい、Webデザイナーは人気の職業です。

なんていったって「Web」「デザイナー」という、インテリジェンスな響きの単語が組み合わさった職業です。

筆者も実際に
「こういうハイセンスな職業に就いて、カフェみたいなオフィスで働きたい!!」
という幻想を抱いたものです。

しかし、Web業界には、Webデザイナー以外にも様々な職業があるということを後に知ることになりました。

最初からWebデザイナー一択で勉強を進める必要はないということです。

Web制作なら、まずはWebデザインやコーディングなどから。

最初は基礎とWeb制作の作業全般を学んでいくことで、自分に合う職種を見つけることができるかもしれません。

耳障りの良いキャッチコピーには注意

筆者がWeb制作の勉強を始めた当初、ホームページなどの広告に耳障りの良いキャッチコピーのスクールや商材の宣伝が頻繁に現れるようになりました。

「半年でWebデザイナーになれる!」
「Web制作のお仕事で自由な人生を」

などなど、仕事や人生に悩んでいると、パッと目に入るようなキャッチコピーが世の中には溢れています。

また、恐怖を煽って「今の仕事では先が危ない」と思わせるようなキャッチコピーも目立ちます。

「Webデザイナーを目指して、ブラック企業から脱却しましょう!」
「Webで稼いで、脱貧乏!」

などなど、「Web業界に転職しなきゃ」と思ってしまいそうなキャッチコピーの数々…

これらのキャッチコピーが全て「嘘」という訳ではありません。

ただ、こういった言葉で不安を駆り立て、あなたに商品を売ろうとしている人がたくさんいるということも事実。

「◯◯しないとヤバい」
◯◯できないと、もっと貧乏になる」

自分に必要な勉強のための商材であれば問題ないのですが、時折詐欺まがいの商品もあるため注意しましょう。

自分に合ったお仕事を模索しよう

筆者はWeb業界に転職するため、Web制作の勉強を始めました。

Webデザインやコーディングの他に、AdobeのPhotoShopやIllustratorなど、デザインツールの操作方法も独学で学びました。

最初は、Web制作のお仕事が何たるかをよく知らず、何となくWebデザイナーを目標にしていましたが、「何だか違う」ということに気が付きました

WebデザイナーよりもWebライティングの方に興味が湧いてきたため、ブログ運用に力を入れてみたりしました。

Web業界には様々な職種があります。

意外と知られていないWeb系の職種

  • SNS運用代行
  • Web広告運用
  • 動画編集(YouTuber)
  • Webラジオパーソナリティ

勉強をしながら、または実際にWeb業界に転職して働きながら、自分に合う職種を模索するといいかもしれません。

ブラックが多いらしい

タイトル用画像
Photo by Liza Summer from Pexels

Web業界は度々「ブラック」と言われることが多いです。

実際に会社の体制が「ブラック」という場合も多く耳にします。

しかし、クライアントへ納品する制作物を作る過程で「ブラック」な働き方になりがちということも多いように感じます。

「ブラック」な働き方になりがちな理由

  • 納期に合わせて動かなければならない。
  • クオリティの高いものを追い求める。
  • 良いものが完成するまで働く。

このように、必要に応じて長時間労働になってしまったり、休日出勤が増えたりする人もいるようです。

もちろん、要領よく仕事をこなして定時退勤!という人もたくさんいます。

やはり耳障りの良いキャッチコピーには注意

仕事を探す上でも、やはり耳障りの良いキャッチコピーには注意です。

Webに限らず、どの職業にも当てはまりますが、就職活動をしていると、

「自由な社風」
「風通しの良いオフィス」
「フレンドリーな仲間たち」

というイメージ戦略で採用情報を掲載している企業も多いようです。

もちろん、そういったキャッチコピーが全て「嘘」という訳ではありません。

しかし、実際に入社してみたら「キャッチコピーと全然違った!」という会社もあるようです。

それに耳障りの良いキャッチコピーは、何だかアピールポイントがフワッとしていて、働く側のメリットがはっきりしていないものも多いように思いませんか?

キャッチコピーよりも、福利厚生や業務内容をチェックしよう!

転職活動の際は、平均残業時間数や年間の休日数、給料、福利厚生といった待遇や業務内容を確認し、自分に合う会社なのかを見極めることがおすすめです。

Web転職の際はここをチェック

  • 平均残業時間数
  • 年間の休日数
  • 福利厚生
  • 固定残業代・裁量労働制の有無
  • 業務内容
  • 未経験の場合、求められる経験等

ちなみに筆者は、長時間労働休日出勤をなるべく避けて求人を探したところ、ホワイトな会社に運よく入社できました。

また、「完全週休2日制」「土日祝が休み」「年間休日120日」という点にも注目しながら探しました!

未経験だと低賃金のところが多い

Web業界の求人でも、探せば「未経験可」の求人が意外と見つかります。

特にWeb制作会社だと、元職業訓練生独学でWeb制作を学んだ人を積極的に採用する場合も見受けられます。

ただし「未経験可」の場合だと、あまり給料に期待はできません

「即戦力ではないから、あまり高い給料は払えないよ」と、言わんばかりの低賃金の求人が多い…

その代わり、勤続2年目くらいからインセンティブが支給されたり、基本給が跳ね上がる会社もあります。

また、低賃金でも「未経験可」の会社で2〜3年経験を積んだ後、「経験者」として、より給料の高い会社へ転職という手もあります。

探せばホワイト企業もある

Web業界でも他の業界でも、「定時に帰れて、高収入」はあまり望めないご時世。

ですが、探せば意外と見つかるものです。

高いスキルがあれば、ホワイト企業に就職できるかといえば、そうでもありません。

スキルが高くなればなるほど、どんどん仕事が回ってきて定時に帰れない、という人もたくさんいます。

「低賃金でも定時に帰れる会社は、ホワイト」
「残業は多いけど残業代がちゃんと支払われれば、ホワイト」

などなど、人によってホワイトの具合は若干異なると思います。

妥協できることと、譲れないことをはっきりと決めて求人を探せば、自分にとっての「ホワイト企業」に出会えるかもしれません。

ちなみに筆者は、「給料は平均より低くなくて、残業がほとんどなく、土日祝休み」という条件で探して未経験からWeb業界へ転職しました。

給料の面を妥協することで、「自分にとってホワイト」な求人が複数見つかりました。

諦めないで、自分が働きやすい環境を求め続ければ、「自分にとってのホワイト」求人が見つかるかもしれません。

▼Web系のお仕事探しは、未経験からIT業界への転職をサポートしてくれる転職エージェントがおすすめ。

\ 詳しくはこちら /

勉強がずっと続く

タイトル用画像
Photo by Cookie the Pom on Unsplash

ホームページやWebメディアなど、Webの世界の情報とトレンドは、常に変化していきます。

良いサービスをクライアントに提供するためには、自身で常に最新情報やトレンドを押さえておく必要があります。

そのため、常に必要な知識をインプットし、現場でアウトプットするという日々が続くことになるでしょう。

「Web業界に転職できた!」で終わりではありません。

筆者は、Web制作会社に無事に転職できた後も、デザイン、コーディング、コピーライティングといったホームページ作りに必要な知識を、常に取り入れるよう意識しています。

仕事が合わない人もいる

タイトル用画像
Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

Web業界では、ほとんどの人が一日中パソコンの前で黙々とキーボードを叩き続けていることでしょう。

取材や素材の撮影などがない限り、座りっぱなしでパソコンの画面と睨めっこの日々。

打ち合わせなどで、一日中同僚やクライアントとやり取りを行うポジションの人もいますが、基本的にはパソコンを使った作業がメインの仕事です。

そのため、長時間席に座ったままの作業が苦手な人や、1人黙々と作業をすることが辛いと感じる人には難しいかもしれません。

Web業界へ転職する前の勉強は要領良くこなせていたのに、実際に仕事を始めてみると「合わなかった」と言って元の仕事に戻る人もいます。

さらにいえば、そもそもデザインやコーディングといった「作業自体が合わない」という人もいます。

Web業界が合わない人

  • 座りっぱなしの作業が苦手な人
  • 1人黙々と作業することが苦手な人
  • 勉強を続けることが嫌な人

ここで重要なのは、
パソコンが苦手な人
勉強が苦手な人
という人は含まれないということです。

パソコンの操作は、勉強と仕事を続けるうちに慣れていくもの。

「勉強が苦手」は「勉強が嫌い」でなければ問題ありません。

プロだって最初は「初心者」。
誰だって初めのうちは、パソコンも勉強も苦手だったはず。

「合う」「合わない」は、人それぞれなので、実際に仕事を始めてみて自分に合う仕事なのかを見極めていくことになるでしょう。

「Web業界へ転職」も結局は選択肢の一つ

タイトル用画像
Photo by Rowen Smith on Unsplash

友人に転職のことを相談されると、自分がいるWeb業界のお仕事を勧めることがよくあります。

だからと言って「絶対Web業界へ転職すべき!」だと思っているわけではありません。

世の中には、

「今の時代、Web系の知識をかじっていないと時代に取り残される」
「どこそこの業界は、機械に仕事を取られる一方だからWeb業界へ転職すべき」

といった不安を煽るような「意見」をよく目にします。

そのためか、将来への不安からWeb業界一択になってしまう人もたまに見かけます。

当たり前ですが、世の中にはWeb業界以外にもたくさんの仕事があります。

「Web業界へ転職するため、労力と時間を割いたのに自分には合わなかった」

という結果になっても、選択した道が「不正解」だったという意味ではありません。

Web業界へ転職したのに、途中で挫折したからといって、そこで「失敗した」ということでもありません。

Web業界へ転職するために身につけた知識は、これからの時代どこかで必ず役に立つでしょう。

選択肢の一つとしてWeb業界を選び、木の枝のようにまたさらにそこから選択肢が分かれていっただけのこと。

とにかく、Web業界へ転職するために踏み出した一歩が、新しい自分との出会いになることは間違いありません。

\ Web・IT業界へ転職 /

-筆者の日記