IT・Web用語集

ブラウザとは?パソコン初心者でも分かるようにやさしく解説

2021-03-16

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パソコンやスマホを使っていると耳にする「ブラウザ」。
よく耳にする言葉ですが「ハッキリとその意味はわからない」「今さら人に聞けない」
という人が多いのではないでしょうか?

Internet ExplorerやGoogle Chromeといった
パソコンやスマホでインターネットを使う際に必要となるブラウザ。
今、あなたがこうしてこの記事を読めているのもブラウザを使っているからです。

今回の記事では、ブラウザの役割や種類をやさしく解説します。

Photo by Rajeshwar Bachu on Unsplash

ブラウザは、「ブラウザー」と呼ばれたり
「ウェブブラウザ」という言葉で紹介されたりします。

ブラウザの語源は英語のBrouse(拾い読み)から来ています。

現在は、「インターネット上にある膨大な量の情報を拾い読みする機能」
という意味合いがあり、

インターネットに接続しているパソコンやスマホの画面上に
文字や画像、動画、リンクなどを
表示させる役割をもつソフトウェアのことを指します。

ブラウザは、テキストデータ(機械が情報を読み込むための文字の羅列)の塊を
人が見やすい表示に変換してくれる役割があるため、
ブラウザが無いとインターネットに接続しているデバイス(パソコンやスマホなどの端末)
の画面上に、人間の目で見て分かりやすい情報が表示されません。

そのため、ブラウザはパソコンだけではなく、
スマホやタブレットにも入っているソフトウェアなのです。

ブラウザの種類とその特徴

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Photo by Surface on Unsplash

Internet Explorer、Chrome、Safari、など
ブラウザにはいくつか種類があり、
見た目や使用感もそれぞれ違っていたりします。

しかし、大体のブラウザで共通してできることは次の通り。

  • テキストデータの塊を読み込んで画面に表示させ、人間が閲覧できる状態にする
  • 読みやすいように字の拡大や縮小の調整ができる
  • ウェブページのURLの表示と入力ができる
  • 気に入ったウェブサイトをすぐに開けるように登録できるブックマーク機能がある

では、ブラウザにはどのような種類があるのか見てみましょう。

Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)

Windowsのパソコンに標準搭載されているブラウザです。

Microsoftが開発したブラウザで、IE(アイ・イー)と呼ばれることもあります。
昔からパソコンやインターネットを利用する際に
目にしていた青い「e」のマークです。

インターネットといえば、
まずはこの「e」マークをクリックしていた時代もありましたが
今ではだんだん利用する人が減ってきています。

Google Chrome(グーグルクローム)

Googleが開発・提供するブラウザです。
Chrome(クローム)と呼ばれています。

現在日本国内・世界中でもっとも利用されているブラウザです。
標準搭載されている端末はAndroidスマホの一部のみですが、
その他のデバイスでは、ダウンロードすると利用が可能です。

アドオンと呼ばれる拡張機能を自由に追加することで、
ユーザーが好きなようにカスタマイズできる点が特徴です。

Googleアカウントを作り、
メールやカレンダーなど
Googleの他のサービスと連携させるとかなり便利です。
パソコンとスマホでの同期も簡単にできます。

Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)

現在のWindowsに標準搭載されているブラウザです。

シェア率が下がってしまったInternet Explorerの後継として
Microsoftが開発したブラウザで、
Internet Explorerよりも高機能になりました。

Microsoftが提供している他のサービスとの連携がしやすくなり
Internet Explorerに比べ、使いやすくなったようです。

ただ、Microsoft Edgeは標準の検索エンジンがGoogleなどではなく
Bingと呼ばれる一般的には聞き慣れないものなので、
初めてMicrosoft Edgeを利用する際は戸惑うかもしれません。

Safari(サファリ)

iPhoneやMacbookなど、Appleの端末に標準搭載されているブラウザです。

iPhoneやiPadを使う場合、
「CromeよりSafariをメインで利用している」という人もいるようです。

Appleが開発したブラウザのため、
Androidのスマホ・タブレットでは利用することができません。
また、Windowsのパソコンと相性が悪いようです。

見た目のデザインやブックマークの位置がChromeと違い、
使う人によってはChromeよりも使いやすいといったこともあるようです。

パソコンやスマホとの同期も簡単で、
iPhoneなどApple製品の端末と連携がしやすいのも特徴です。

Firefox(ファイアフォックス)

Mozilla Foundation(モジラ・ファウンデーション)が開発・提供しているブラウザです。
炎と狐をモチーフにしたアイコンがシンボルになっています。

普通はパソコンやスマホに標準搭載されておらず、
利用する場合はダウンロードが必要になります。

Chrome同様、アドオンと呼ばれる拡張機能の追加や
パソコン、スマホなど他のデバイスとの同期も可能です。

以前に比べてシェア率は下がりましたが、
機能自体はChromeと同等で、人気の高いブラウザです。

パソコン初心者におすすめのブラウザは?

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Photo by Jimmy Dean on Unsplash

ブラウザには上記にあげたもの以外にもまだあります。
さまざまな種類のブラウザの中から
「結局、どれを使ったらいいの?」と思った人も多いのではないでしょうか。

各ブラウザの特徴などを踏まえた上で
筆者がパソコン初心者におすすめしたいのは、
Google Chrome です。

理由は簡単です。

アドオンや他のデバイスと同期できるという点もさることながら、
多くの人が使っている
という点からです。

オフィスでほとんどの人がGoogle Chromeを利用していれば
分からない点を誰かしらに質問することができるでしょう。

また、多くの人が利用しているということは、
もしブラウザの機能で分からないことがあったとしても
インターネット上に、解決方法が数多く落ちている
という利点があります。

もしGoogle Chromeの機能で分からないことがあれば
調べたい内容をGoogleの検索窓で調べてみることをおすすめします。

例えば、

Chrome ブックマーク 追加方法

というように単語をスペースで区切り
調べたい内容に関する単語を並べ、検索ボタンをクリックします。

パソコン初心者がつまずくであろう不明点は、
すでに誰かしらがインターネット上に
答えを残してくれています。

ブラウザをもっと使い勝手が良いものにカスタマイズするためには

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